松尾スズキ「東京の夫婦」

最近読んだ本をご紹介。

 

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松尾スズキ「東京の夫婦」

松尾スズキさんご自身の実話を元に描かれた、エッセイです。この本を読み、私自身の中で常に感じていた世間とのズレ。その事について、この本の中で松尾スズキさんご自身にも同じような悩みがあったこと、そしてそれごと受け止め夫婦となった今の奥様との日々。大変私自身、共感しました。

きっと世間一般的には、夫婦とは、結婚して子供を作って育てる、これが自然の流れ、といった風潮があるように感じます。私の中ではこのような流れ、一切なく。しかし、この事については、なかなか言葉では説明し辛いというのが、正直なところなのです。だって、私の普通は、世間の普通では無いから。逆を言えば、世間の普通が、私の普通では無いのです。

どちらが正解、とかではなく、どちらも在って当たり前であること。

もっと自分らしく、生きやすい世間になったらいいですね、とは言いませんが、本の中に、自分自身と重なる部分が出てくると、ほっと救われるもの。

 

ご興味ある方は、是非とも一度手にとって頂きたい一冊です。

 

さて、hontoブックツリーにて、新たに2つコラムを書かせて頂きました。

今回は、猫の本詩集をご紹介しております。

 

honto.jp

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私が実際に愛猫を数年前に亡くした時、なんどもページを開いた本と、言葉の”幅”というものに初めて触れた、素晴らしい詩集をご紹介しています。

 

よろしければご覧下さいね。

 

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