おしゃれを楽しむ人は人生を楽しむ人

「おしゃれは足元から」といいますが、これは本当なのかもしれない・・・と、年齢を重ねるたび実感しています。というのも、おしゃれの年輪を確かに刻んできた素敵な紳士や、自分のスタイルを確立しているかっこいい大人女性たちは、会うとまず、靴に視線を落とすのです。「それ、どこの靴?素敵だね」といわれることはとっても嬉しい。自分自身、とても気に入って履いていることが理由でもあり、(夫が)丁寧に磨き上げてもいるから。(夫が、です)

 

「靴には自分の好みがダイレクトにあらわれる」と私は思っていて。カジュアルな価格でさっと手に取りデイリーに使って汚れや傷など気にせず使う。一昨年購入したフィンランドのスポーツブランド『KARHU(カルフ)』はまさにそれですが、真っ白のナイキのスニーカーに至っては汚れが気になり登場回数はとっても少ない。けれど、たまに履くからこそ気分転換に一役かってくれます。

 

「どこもかしこも抜かりなくおしゃれする」というのは、今の私の生活にフィットしませんが、自分が「素敵!」「こんな大人になりたい!」と思える人をお手本にしながらおしゃれの感覚を育てていくことは、地味ながらとても楽しく、そして必ず自分の身にもなります。ちなみに今、大大大尊敬している私のおしゃれの師匠は、岡本敬子さんです。

 

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ミモレでの岡本さんの連載も素敵。

着こなしをお手本にするというよりかは、「ファッションは楽しく、そして自由」ということを教えてくれた人。もちろんお会いしたことはありませんが、いつかお会いしたい・・・!そして岡本さんがよく履いていらっしゃるtrippen(トリッペン)の靴もまた素敵なんですよね。

 

素敵な大人をみていると、年齢を重ねることは決してネガティブではないと感じることができます。

 

といいつつ、今日も重力に負けつつある私です。運動しなければ・・・